矯正治療入門
いまさら聞けない、矯正治療の疑問
Q.歯が動く?!ってどうして?
歯は周りに歯根膜というクッションがあり、その外側を骨が支えています。歯に力が加わるとクッションから骨を食べる細胞と骨を作る細胞が出てきます。歯が動く方向の骨はその細胞が食べてスペースを作くります。また反対側は骨を作る細胞が骨を作りできた隙間を埋めていきます。このようにして動く方向の骨は吸収し、反対側にできたスペースには骨ができて歯は骨の中を動いていきます。
Q.矯正装置ってどうやってついてるの?
矯正装置は歯科用接着剤で歯の表面にくっつけてあります。歯を削ったりしていませんので治療が終わった後は元の歯に戻ります。
Q.歯は抜く、抜かないはどの様に決めるの?
一つの基準としては、歯の大きさと顎の大きさのバランスを考えて抜く、抜かないは決められます。たとえば、12人がけの長椅子に14人が座っていると想像してください。人の上に人が座っていたり、立ち上がったりと非常に不安定な状態です。これと同じことが歯でも起こります。八重歯になったり、がたがたした歯並びになったりします。これを改善するのに無理に広げて並べると安定しませんので、せっかく並べたのに元に戻ってしまったり、歯が前に歯が飛び出して口が閉じにくくなったり、お猿さんのような口元になったりします。
もうひとつの基準は顔の中で前歯がどの部分にあるかによって決定されます。機能的にも見た目てきにもバランスの良い位置があり、日本人の標準的な位置が統計により分かっています。それと手照らし合わせて、前に出すべきか、後ろに引っ込めるべきかが決定されます。前にあり過ぎると、口元が出てしまったり、口呼吸の原因になったり、後ろにありすぎると、老けて見える原因になったりします。やはりバランスが大切なのです。
最新の矯正治療情報
今は、昔の矯正治療のイメージとはだいぶ変わってきました。昔のイメージは、「時間がかかる」「銀色の装置をつけないと出来ない」「子どもしか矯正治療はできない」などなど・・・。
いまでも、そのように思われている方が多いようです。
でも、時代は変化しています!新しい考え方や治療方法が生まれているのです。
×「時間がかかる」 ○「短期間」
今はインプラント矯正という新しい矯正治療方法が普及しています。お口の中に矯正治療用のインプラントを入れて治療をする方法です。通常の矯正治療は歯と歯でお互いを引っ張って動かしていくのですが、それが、歯とインプラントの引っ張り合いになるので、固定源ができ、歯を効率よく動かすことが可能になりました。通常の矯正治療の期間の約半分の期間で治療することができます。
×「矯正装置が笑うと見える」 ○「裏側矯正」
矯正装置が見えるのはいやだから矯正治療はしない!と思っている方もいるのではないでしょうか?でも今は、裏側矯正治療という、歯の裏側に矯正装置を付けて矯正治療をする方が急増中です。
「街を歩いていても裏側矯正している人は見たことないですよ~。」
もちろんです。見えない矯正治療ですから、気が付かれないのです。
×「子どもじゃないと矯正はできない」 ○「成人矯正」
矯正治療はお子様のうちからやることが一番だと思いますが、もちろん、成人になってもできるんです。20代、30代、40代、50代になっても矯正治療はできるんですよ。最近は、男性の方も増えてきています。それだけ、口元の美に対する意識が変わってきているのです。歯並びがきれいなのは当たり前という時代は、もうすでにきています。
矯正治療方法のいろいろ
矯正治療というと、ギラギラした金属の装置を表側につけるって思う方が、まだまだいらっしゃいます。
矯正治療も日々進歩していますので、装置だって治療方法だって変化しているんです!
表側矯正
スタンダードな矯正治療方法。表側にクリアやメタルの装置をつけてワイヤーで歯並びを整えていく方法。料金もリーズナブルな医院もある。
裏側矯正
表側に装置をつけるのに抵抗がある方がする矯正治療方法。最近成人の方の矯正治療はこの方法が多く用いられている。しかし、矯正歯科医の中でも、この技術を修得している歯科医師は少ないので、どこの歯科医院に行っても出来るとは限らない。
インプラント矯正
歯を支えている骨に矯正治療の為に使うインプラントを入れて治療をする方法。韓国では、メジャーになっている矯正治療方法。インプラント(土台)から歯を動かすことが出来るので、短期間治療や非抜歯治療などが可能。手術も容易に出来、患者様の負担も少ない。
コルチコトミー
歯が生えているところの骨に小さな切れ込みを入れて、歯を動かしやすくする矯正治療方法。手術が必要。術後の腫れも予測されるので、仕事の面等で配慮が必要。
アクアシステム
マウスピースのようなもので、矯正治療をする方法。マウスピースを1日中はめて治療をする。ワイヤーを使わないので、限られた方しか、治療することが出来ない。2週間ごとにマウスピースを新しいものに替え、治療をしていく。自己管理が必要になってくる。
※情報提供:神宮前矯正歯科 「自信を持って笑える素敵な笑顔を作ることが私たちの使命です。」



